JTBは4月20日、ブランド品などの買い取り・販売・質業を手掛ける大黒屋(東京都港区)と連携し、家庭に眠る中古ブランド品を旅行に変える新たなサービス「たんす資産かたづけ旅」の概念実証(POC)を開始すると発表した。
JTBのポイントプログラム「JTBトラベルポイント」を活用したサービス。JTBステージ会員(プラチナ、ゴールド、シルバー)に対し、大黒屋が引き取った中古ブランド品の査定額相当分に10%を上乗せした額のJTBトラベルポイントを付与する。
実施期間は4月20日から5月8日まで。東京都内を中心とした17店舗での買い取りのほか、専従者が家庭に出向いての訪問買い取り、大黒屋に品物を送る宅配買い取りも行う。
JTBでは「ブランド品の所有よりも、家族や友人との旅行体験により価値を感じるお客さまが増えていると想定し、中古ブランド品と旅行の交換サービスを構想した。家庭に眠る資産の有効活用を大黒屋と共に推進し、お客さまの人生にとって価値のある体験や感動を提供するとともに、新たな旅行需要を創出する」と語る。